第9回
LaTeXによる文書作成(2)
- 単純コマンドと引数のあるコマンド.
sample2.tex を ~/IL/tex/ へダウンロード.
$ platex sample2.tex; xdvi sample2 &
- 宣言コマンドと環境.sample3.texをダウンロード.
\large, \footnotesize, \bf,itemize環境,enumerate環境,
center環境,large環境.
- タイトルページの作り方. sample4.texをダウンロード.
\title{}, \author{A \and B}, \date{} を \maketitleの前に書く.
\maketitle を \begin{document} の後に書く.
- アブストラクト.\begin{abstract}...\end{abstract}
- アクセント
\'{e}, \c{c}, \"{o} などで é, ç, ö.
- 特殊文字の入力.
#, $, %, &, _, {, }は\#などとすればよい.
\, ~, ^ は\verbコマンドを使う.
- LaTeX による数式の表現の概要.数式のための環境とその省略形.
- math環境. $ ... $, \( ... \) (文中の数式.)
- displaymath環境.\[ ... \] (独立した数式.式番号なし.)
- equation環境.(独立した数式.式番号あり.省略形はない.)
これらの環境中では数式モードになり,
スペースは無視される.(コマンドの後のスペースは必要.)
- 簡単な例.sample5.texのダウンロード.
- 上つき添字(superscript): ^,下つき添字(subscript): _ ,
分数: / と \frac{}{},
平方根とべき乗根: \sqrt[]{}.
- 省略記号: \ldots, \cdots など.
- ギリシャ文字: \alpha, \pi, \Pi, \epsilon, \varepsilon など.
- 筆記体(A--Zのみ): \mathcal{}.
- 数学アクセント: \hat, \bar, \vec など.
- 2項演算子: \pm, \times, \cdot など.
- 関係記号: \leq, \geq, \equiv, \sim など.
- 矢印: \rightarrow, \longrightarrow,
\Rightarrow, \Longrightarrow など.
- log型関数: \log, \sin, \exp, \lim など.
- 大型記号(大きさが自動的に変化): \sum, \int など.
- その他の記号: \infty, \partial, \nabla, \forall, \exists,
\angle, \|, \triangle など.
- 数式中で普通に書きたいときは,\mbox{}を使えばよい.
授業で使うサンプルLaTeXファイル。
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sample3.tex |
sample4.tex |
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2005/6/9 更新